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【初心者向け】UITableViewControllerの使い方

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2019-10-8

Table of Contents

• まずはただ表示する
  • TableViewController.swift
  • TableViewController.storyboard
• 唯一の特性であるStaticCell
• UITableViewControllerでrefreshcontrol実装
• titleは使えない
• UITableViewControllerは用途は限定的

UITableViewControllerの使い方について説明します。

UIViewControllerと対等の位置にありますが、実態はUIViewControllerにテーブル機能を追加して、他の機能を削っただけです。

まずはただ表示する

次のファイルを作成する

• TableViewController.swift
• TableViewController.storyboard

TableViewController.swift

Cocoa Touch Class を選択して、 Subclass of を UITableViewController にすると自動でコードが生成されます。

コードの定義を見ると分かるように UITableViewController は UITableViewDataSource と UITableViewDelegate を採用しています。

open class UITableViewController : UIViewController, UITableViewDelegate, UITableViewDataSource

テーブルの基本について分からない場合はこちらの記事をどうぞ

【初心者向け】UITableViewの基本的な使い方を極める【入門】

初心者向けにiOSのUITableViewの基本的な使い方について説明します。 この記事を一通り読むことでほとんどの部分を極めれることを目標にしています。

自動生成されたコード量に少し面倒くささを感じますが、コメントアウトされたコードを見ると
UITableViewDataSource と UITableViewDelegate の必須とよく使うメソッドば抜粋されているだけです。

もしUITableViewDelegateで分からない場合は、こちらの記事を先にどうぞ

【初心者向け】UITableViewDelegateで出来ること

`UITableViewDelegate`とは`UITableView`の操作イベントをハンドリングするプロトコルです。 単純なセルのタップイベントをはじめ、 今回はタップのみですが、それ以外にも様々なイベントフックや制御ができます。

TableViewController.storyboard

UITableViewControllerを配置します。

制御クラスは TableViewController にします。

唯一の特性であるStaticCell

UITableViewControllerはテーブルを静的にデータとして扱うことができます。

これは例えば次のようなテーブルにいくつかのカスタムセルがあったとして、

コード側では次のように直接Outletとして持つことができます。

class TableViewController: UITableViewController {

    @IBOutlet private weak var textField: UITextField!
    @IBAction func onTouchedButton(_ sender: Any) {
        let vc = UIAlertController(title: "", message: textField.text ?? "", preferredStyle: .alert)
        present(vc, animated: true, completion: nil)
        textField.text = ""
    }
    // ...
}

テーブルのセル内のイベントやUIを用意に取れるのはかなり協力ですが、弱点としては名前の通り静的構造限定です。
動的にセルが変化したり増えたりするのはできません。

UITableViewControllerでrefreshcontrol実装

UITableViewControllerに下に引っ張って更新するPull to refreshを実装するのは他と変わらずです。

override func viewDidLoad() {
    super.viewDidLoad()

    self.refreshControl = UIRefreshControl()
    self.refreshControl?.addTarget(self, action: #selector(onRefresh(_:)), for: .valueChanged)    
}

@objc private func onRefresh(_ sender: AnyObject) {
    print(#function)

    DispatchQueue.main.asyncAfter(deadline: .now() + 1.0, execute: { [weak self ] in
        self?.refreshControl?.endRefreshing()
    })
}

titleは使えない

UITableViewController にはタイトルを設定する項目はありますが、UINavigationController や UITabBarController などViewControllerコンテナで呼ばない限りタイトルは表示されません。

UITableViewControllerは用途は限定的

UITableViewControllerは UIViewController+UIViewTableで実装が楽になると思いますが、
それ以上に柔軟性を犠牲にしており、実際のアプリ開発の画面ではUITableView単体で完結することはほとんどなく
大抵が複数のViewを組み合わせて画面が構築されます。

そのためUITableViewControllerで実装を進めていると後で痛い目をみます。
私個人としては使うべきではないです。

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