お前らはPO業務を舐めすぎている
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PO(Product Owner)はアジャイルのスクラムで定義された用語です。
チーム内では、施策や機能の策定、取捨選択によるプロダクト成長に責任を持ちます。
もしPOがいなくなったら、市場におけるライバルとの差別化や対象ユーザーの理解、利用者の体験最大化が全部停滞します。
POをチームマネージャー勘違いするな
POをチームメンバーの管理をする業務とか、企画の裁量権持った人だと盛大な勘違いする人がいます。
ましてやPOを掛け持ちさせる上長がいたりします。
そんな適当な考えでプロダクトが成長するなら誰も苦労しないです。
もう少しPOという役割の重要性を理解し、健全なスクラムチームが増えることを願います。
POの本業はプロダクト成長
- 担当サービスおいて誰よりも詳しい
- 指標をいつもに見てる(売上だけでなくUXやCXの指標定義や分析を行う)
- その上で次の施策について導き出す
- 施策の優先度を↑の観点から決めれる
- プロモ/協力会社/会社戦略などの要望とユーザー目線のすり合わせができる
- slackの担当領域chに食いついており、担当領域の議論や疑問が発生したら即解決して他メンバーに無駄な時間を費やせない
こんなPOはPOではない
- 問題が起きてから動く
- 聞かれた優先順位を並べるだけ
それだとユーザー目線は育たないし、UX向上しないし、成長速度は鈍牛、プロダクトは偏って成長する。
↑これはもうただのメンテナンス。調整屋。
これでユーザーファーストとか言ってたらアイス両手に持ったデブが「私ダイエットする!」って言ってるのと同義です。
エンジニアが技術でUX提供するとしたらPOは
POはプロダクトを通してUXを提供することが責務です。
規模によってはCX観点です。
CXを簡単に言うなら「ユーザーがニーズを感じたその日からプロダクトを通して実際にニーズを達成して人生に良い体験をするまで」のプロダクトだけでなくそれを取り巻く環境も巻き込んだ視野の広い観点です。
話を戻します。
POにとってプロダクト成長、つまり「プロダクトを開発する」とは、
人と多数の機能をつなぎ合わせること、いわばプログラミングです。
置かれた状況下(時間、予算、市場)でツールやプラクティスを駆使して情報を獲得し
それらをプロダクトのミッション達成するにはどう繋げて実現するかに全力を注ぐことです。
- iOSエンジニアはiOSアプリ開発に責任を持つ人
- AndroidエンジニアはAndroidアプリ開発に責任を持つ人
- WebエンジニアはWebアプリ開発に責任を持つ人
- BackendエンジニアはBackend開発に責任を持つ人
- POはプロダクト開発に責任を持つ人
POとはプロダクト開発に必要不可欠な戦力
立たされた市場(ユーザー特性やライバル)を把握し
プロダクト全体つまりCX目線で強み弱み、不足を把握して
プロダクトの分析や成長をメインとするポジションです。
例えばPOがいないと
- 上層部より出された方針/戦略においてプロダクトの弱みや不足に気づく人がいない。
- 方針/戦略からプロダクトの施策で何をやるべきか話を進められる人がいない
- プロダクト成長におけるKPIツリーを作れる人がいない
- プロダクトの体調管理をできてる人がいない
- 調子が悪いとき、どこが問題か分析する人がいない
- 業界トレンドやライバル、プロダクトの市場、プロダクトが提供するサービスの知識から有効な解決策を出せる人がいない
- 慢性なユーザー理解してる人がいない
- ↑上記を仕方なく他メンバーが片手間でやっている
新人にPOをやらせるな
上記で説明したPOが持つ責任を新人など経験浅い人材がこなせるわけないです。