フルリモートワーカーが外出せずに紙の郵送できないかWebレターをやってみた

フルリモートワーカーが外出せずに紙の郵送できないかWebレターをやってみた

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フルリモートワークで仕事をしていると、オフィスに足を運ぶことがほとんどなく、理由がない限り行く時間やメリットもありません。

ただ今回、仕事でpdf書類を印刷してバックオフィスに提出する必要があったため、以前ネットで見かけたWebレターをやってみました。

Webレターの基本的な情報ややり方、1つだけ大きな落とし穴があったので、それの回避方法について説明します。

Webレターとは

Webゆうびんが提供してる配送サービス。

https://www.post.japanpost.jp/service/webletter/

Web上からdocファイルとpdfファイルをアップロードすることで実際の住所にそのファイルを印刷した紙が郵送してくれます。

印刷タイプと料金

カラー印刷とモノクロ印刷が可能
料金は次の通り(値段は税込)

  • A4
    • 白黒
      • 最初の1ページ 99円
      • 追加ページ(2~8ページ) 5円
    • カラー
      • 最初の1ページ 146円
      • 追加ページ(2~8ページ) 52円

利用には会員登録が必要(無料)

  • 登録内容の変更や退会に縛りはありません。
  • 認証はEメール認証になります。
  • 仮登録と本登録に分かれており登録メールを使って本登録しまう。
  • パスワードは半角英数字8~16文字
  • ログイン情報の失念は「秘密の質問」にて回復可能。
  • 秘密の質問の失念は回復不可、別のメアドにて再登録。

会員には1年の有効期限があります

最後の利用日から1年経過すると消失する。
再利用時は同じメアドで再登録可能。

種類

  • Webレタックス
  • Web速達
  • Webレター

今回やってみたのはWebレター

決済方法

  • クレカ
    • American Express
    • JCB
    • VISA
    • MASTER
  • VISAデビット
  • 料金後納(後払いとは少し違う)

今回やってみたのはクレカ決済

料金後納とは

書類手続により、事前に当社の取扱郵便局の承認及び新東京郵便局への他局差出承認を受けていただきます。なお、毎月のご利用料金は翌月に口座振込や請求書によりお支払いただきます。

つまり事前に決められた承認を受ける必要があります。
毎月の利用料支払いは翌月に口座振込や請求書にて支払う。
料金後納にはどのような手続が必要ですか?

利用可能な文字

JISX0213-2004で定めるJIS第一水準及び第二水準の文字を使用可能。
その他も利用できる可能性があるが、正しく表示されるかはプレビュー画面にて確認可能。

本文作成時のつまづきポイント

  • UIが分かりにくい
  • MacのPDF印刷ではPDFアップロードに失敗する

UIが分かりにくい

印刷物となる内容を作成する画面が結構分かりにくいです。

  • 「選択」ボタンで pdf を選ぶことができます
  • 印刷設定で白黒を選んでおかないとカラー料金になります
  • 複数枚のpdfを郵送する場合は、複数回「選択」ボタンでpdfを選びます
  • pdfを選択すると「ページ操作」下のページ数が増えます
  • ページの削除操作は「ページ操作」 の押下で出来ます

特に選択でpdfを追加すると、デフォルトの1ページ目が残り続け、これを削除する方法に凄くつまづきました。
というのも画面左上に削除とあるので、「なぜこれが有効にならない」と第一印象に踊らされてました。

このエディタはpdf/docだけでなく直接文字を入れたり線を引くことができます。
pdfのアップロードはそのベース情報のアップロードのため、ページ操作に該当します。

MacのPDF印刷ではPDFアップロードに失敗する

MacのChromeでWebページをpdf化する場合は、印刷から出力先をpdfにすることで保存すると思います。

しかし、これを先程の作成画面にアップロードすると次のエラーが出ます。

PDFをアップロードすることができません。
PDFの作成方法を変更してください。

どうやらPDFの作り方に問題があるようです。

PDFに関しては次の注意事項があります。 文書ファイルのアップロード

これかなり終わった間があるのですが、色々と試したところ次の方法でアップロードすることができました。

プレビュー.appで開いたpdfを「PDFとして書き出す…」を選ぶ

  1. 対象のpdfファイルを開く(プレビュー.app)
  2. ファイル > PDFとして書き出す… を選択

この方法で保存したPDFだと多少ワーニングは出ますがアップロードすることが出来ます。

プレビューから書き出すときに ファイル > 書き出す > PDF ではアップロードは失敗します。

なお表示されるワーニングは推奨する方法でPDFを作成していないことによる情報消失リスクの提示です。

基本的な操作方法について記載しない理由

Webゆうびんのサイトに超丁寧な使い方が記載されているためです。

品質は結果待ち

このWebレターですが、実際どのような品質で届くのはまだ未把握だったりします。 この方法で初めて試したので、もしかしたら文字が読めないほど粗いものが届く可能性もあり、現在確認待ちです。 そう感じたのはWeb内でのプレビューがウィンドウが小さかったり、ズームできなかったりと少し不安が残る状態だったからです。

こちらは分かり次第追記します。

追記

無事郵送され、印刷物にも問題ないことが分かりました。 これは便利ですね。

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